子供と大人

アトピーは、年齢によっても症状に違いが見られます。
1歳くらいになるまでは、じくじくした湿疹が顔や耳たぶ、頭に見られます。耳きれと呼ばれる、耳の付け根が傷付く症状が出ることも。他にも、関節部分にもそれが見られます。

眉毛などに黄色いかさぶたが現れ、それが2か月以上続くような時も、アトピーを疑った方が良いかもしれません。黄色いかさぶたが現れても、すぐに改善されるようならアトピーではありません。
1歳以上になると、今度は肌が乾燥してきます。首や関節部位にはじくじくした湿疹が見られ、肌のごわつきが感じられるようになってきます。乾燥した湿疹も多く見られます。

15歳を過ぎて大人になると、更に乾燥が進む場合もあります。肌はよりごわつくようになり、顔には赤みが見られるようになります。中には、痒みがある為何度もかきむしり、そこに色素沈着が見られる方もいます。
かくことで肌にダメージを与え、これが原因で表皮基底層でメラニンが作られます。このメラニンが、肌の奥深くまで入り込んでしまうと色素沈着になります。どうしても気になる方は、クリニックで相談してみるのも良いでしょう。レーザーなどを使って、改善できる方法があります。

アトピーとお風呂

アトピーの症状を悪化させない為には、清潔を保つことも大切だと言われています。汗をかいた時はすぐにシャワーなどで洗い流し、清潔な服に着替えることも必要です。これは、既に肌に塗っているステロイドなどをきちんと流すことも目的としています。十分流し切れていない所にステロイドを塗ってしまうと、薬の効果が半減してしまうからです。
この時、注意したいことがあります。

角質層のバリア機能が下がっているので、刺激の強い石鹸はNG。使う石鹸類は、香料などが入っていない敏感肌用のものを選びましょう。コールドプロセス(低温製法)で作られている石鹸だと優しい洗い上がりでなお安心です。
洗う時は優しく肌を刺激しないように注意しながら洗って下さい。そしてしっかりと石鹸を流すようにします。お湯はあまり高い温度にしないようにしましょう。体が温まると、よけい痒くなってしまいます。40度以下にすると安心です。

また、シャワーよりもバスタブに浸かる方がお勧めです。お湯に浸かることで、リラックス効果も上がるからです。これもまた、アトピーの改善にメリットになることです。お風呂から上がったら、乾燥しないようになるべく早めに保湿を行ってください。肌が乾燥すると悪化してしまうので、アトピーの保湿ケアは大事です。

痒いアトピー

アトピーの一番辛いところはその激しい痒みです。中には、あまりにも痒みが強い為にうつ病を発症する方もいるほどと聞きますから、それがどれだけ大変なものなのか想像できるのではないかと思います。いつまで続くのか分からない痒みと、見た目の問題。その為、心までも蝕んでしまうことがあるのです。
しかし、問題なのはこの後です。うつ病になると、アトピーであるなしに関係なく、やる気がなくなったり何でも億劫に感じてしまうもの。その為、今まで一生懸命アトピーケアを行っていた方も疲れ果て、薬を塗らなかったり清潔に力を入れなくなるなどの症状も現れます。中には、お風呂も入らなくなってしまう人もいます。結果、症状を更に悪化させてしまうことになるのです。
元気がなかったり何でも面倒くさがるようになったら、家族の方は注意してあげてください。また、深夜目が覚めることが多くなった時なども注意。早めに医療機関に相談しましょう。

アトピーは、ストレスや睡眠不足なども悪化させる要因だと言われています。昔は子供だけに多く見られたアトピーですが、今は大人になっても症状が治まらない方も多いですし、一度穏やかになった症状が再び悪化することも少なくありません。

ダニや花粉、ホコリなどが原因で症状が悪化することもありますので、部屋はいつも綺麗にするようにしたいもの。そして、風通しを良くして湿度が55%以上にならなうように注意しましょう。湿度が高くなりすぎると、ダニが増えやすくなるからです。ここでは、アトピーについて紹介します。是非参考にしてみてください。